今している仕事の目的は何ですか?
あなたの仕事の目的は何ですか?近年、「仕事の真の目的」を考えず、ただ与えられた作業を「こなす」だけの人が 増えたような気がして、残念に思います。 塾の先生は、帰宅時間が遅くなることもあり、コンビニのお世話になることが多いのではないかと思うのですが、最近こんなことがありました。 私がそのコンビニに行ったのは、ちょうど品出しの時間帯であったらしく、 店員さんたちは、お客さんに背中をむけたまま、声だけ「いらっしゃいませー!」。 私が手に取りたい商品(はい、もちろんキリンの「一番搾り」です)の前には、商品のラックが積み上げられていて、届かない。 私が何か食べるものを…と物色しようにも、商品棚の前には店員さんが陣取り、品出しに熱中。 私がその隙間からチラチラ商品を覗いていても、一向に譲ってくれる気配はナシ。 たまりかねて、「すみません、ちょっと商品を見たいので、場所を空けてもらえませんか?」と声をかけたところ、「あ、すみません」と空けてくれたのですが、何かおかしくありませんか? 思うに、彼女(店員さん)には「悪気」は全くなかったと思います。 そう。彼女は「品出し」という作業に熱中していたのです。 そういう意味では熱心な、いいスタッフさんです。 ただ、「品出し」という仕事は、何のために行っているのか? お客様の買いたい商品を切らさないように、 商品を充実させるために補充するのであり、 お客様にとって、商品が見やすいように綺麗に並べるのですよね。 全ては、「お客様に気持ちよくお買い物をしていただくため」ではないのでしょうか? しかしながら、彼女は自分に与えられた目の前の仕事しか見えていないから、本来、なぜその作業を行う必要があるのか、ということを考えていないのです。 (酷いところでは、舌打ちしながら、「今、作業中なんですけどね。」と不満そうに言われたことさえあります。これは論外ですが。) さて、自分自身を振り返ってみました。 私が教室長をしていた頃にも、実は「近い」ことをしていたことに、苦笑い。 授業時間が近づいてくると、「えっ、もうこんな時間!?」 「あ〜、授業さえなかったらこの提出物が完成するのに…」 あるいは逆に、「電話かけさえなかったら、授業にもっと専念できるのになぁ…」 新年度に向けて、営業電話をかける時間の確保は大切。 でも、来ていただいている生徒さんに満足してもらうことが大目的ですから、授業は命。 とは言え、、授業にだけ没頭していたら、どんなにいい授業をしていても、あなたの塾の授業力の素晴らしさをPRするチャンスを捨てることになります。 すなわち、営業努力は「企業(塾もひとつの企業です)存続」という大目標を達成するためには必須。 どちらも大切。 バランスが大切。 さて、今行っている仕事・作業の「本来の目的」は何ですか? 常に、考えながら、仕事をしたいものですね。 09/Jan.2010 [Sat] 19:54
新年あけましておめでとうございます
新年あけましておめでとうございます。2010年幕開けとともに、いよいよ当オフィスも正式スタートいたします。 「独立なんて、無謀かな?」 「やっていけるんだろうか??」 ・・・などという不安も頭の片隅にはありましたが、 お陰さまで「教室マネジメント実践研究会」にも多くの会員様がご入会下さり、 励ましのお言葉を受け、大きな期待をかけていただき、 とても幸せな船出となりました。 ご期待に沿えるよう、中身の濃い「発信」を続けて参ります。 2010年は、皆さまと一緒に、 「発想を変える」 「やり方を変える」 そして、その結果として「成果を出す」 そんな1年にしていきたいと思っています。 どうぞよろしくお願い申し上げます。 01/Jan.2010 [Fri] 0:00
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